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書誌情報
不登校を克服する
[著者名] 海野和夫 [出版者]文藝春秋社 [出版年]2025
貸出・返却・予約状況
  • [所蔵数]1
  • [予約数]0
  • 64215:
  • 9
所蔵事項
  • [登録番号] 1100047165
  • [請求記号] 371.4-F
  • [資料区分] 図書(和) [貸出区分] 貸出可
  • [場所] 新刊コーナー1
  • [状態] 貸出可
書誌事項
  • タイトル
  • 不登校を克服する 
  • 著者
  • 海野和夫
  • 出版社
  • 文藝春秋社 
  • 発行日
  • 2025 
  • 形態
  • ページ・数量:286 大きさ:18 
  • 件名
  • 不登校  (フ トウコウ)
  • シリーズ
  • 文春新書 1499 
     
  • 目次/記事
  • 【Ⅰ 不登校問題の根源】
  • 目次/記事
  • 定義
  • 目次/記事
  • 1 人としての使命と自然な心
  • 目次/記事
  • 2 不登校になった事情と理由 (1 こどもたちの話の最近の特色/2 子どもたちが語る事情や理由/3 不登校問題の根源)
  • 目次/記事
  • 3 解決のしかたの基本
  • 目次/記事
  • 4 不登校の歴史の概観
  • 目次/記事
  • 【Ⅱ 不登校発生のメカニズム】
  • 目次/記事
  • 1 発生の機序、構造(メカニズム)、型(タイプ) (1 発生の機序/2 発生脆弱性の形成/3 発生の構造(メカニズム)/4 不登校の型(タイプ)と随伴症状/5 昨今の特性 
  • 目次/記事
  • 2 きっかけ、その対処 (1 きっかけの把握と解決/2 学校でのきっかけ/3 きっかけの解決/4 家庭でのきっかけ)
  • 目次/記事
  • 3 長期化、二次的問題 (1 長期かの目安、要因/2 長期化の具体的な要因/3 二次的な問題/4 親の責任、第三者の探索)
  • 目次/記事
  • 4〈誘因=不登校〉の不登校、その対処 (1 要因/2 心理的外傷体験/3 いじめの問題)
  • 目次/記事
  • 【Ⅲ 解決への道筋と手だて】
  • 目次/記事
  • 1 再登校への道筋 (1 原則/2 辿る道筋/3 思慮開始期から適応期までの実践事項)
  • 目次/記事
  • 2 不登校にならない子どもたち (1 子育ての弁え/2 肯定的自己像とその形成)
  • 目次/記事
  • 3 問題解決の手だて (1 親密な時間の体験の累積/2 親密な関係の形成)
  • 目次/記事
  • 【Ⅳ 成長、変容、そして克服】
  • 目次/記事
  • 1 内的成長
  • 目次/記事
  • 2 再登校、再就学した子どもたちの告白 (1 小4女子、自力解決/2 中2男子、自力更生/3  小6女子、自律的解決/4 中3男子、内的成長/5 中1女子、尻込みからの脱却/6 19歳男子、対人恐怖の克服)
  • 目次/記事
  • 3 親や家族の変容、好ましい成果 (1 4歳男子、車からの降りる練習で復帰/2 少男子、両親の子育て方針の明確化/3 小6女子、「黒字ノート」の累積/ 4 中3男子、父親の統制力の発揮)
  • 目次/記事
  • 4 親身で温かな家族との交流、願う望みの実現 (1 小5男子、家族交流、子育ての学び直し/2 中2女子、友だちとの交流による自己変革)
  • 目次/記事
  • 5 第三者の援助、長期化の解消 (1 小6女子、特養老人ホームで清掃の取り組み/2 中2女子、園児との交流で自発性出現/3 19歳男子、近所の消防団の関与)
  • 目次/記事
  • 6 成果達成例の類別
  • 目次/記事
  • 【Ⅴ 教師と学校の対処】
  • 目次/記事
  • 1 学校の責任と使命
  • 目次/記事
  • 2 別室登校の実際 (1 小5女子、養護教諭との人間関係づくり/2 不登校全員を卒業させた中学校教諭の努力/3 全教師がプラス1時間を「相談室」にあてた中学校)
  • 目次/記事
  • 3 教師の家庭訪問 (1 家庭訪問の目的と方法の明確化/2 家庭訪問のしかた/3 家庭訪問の話し合いの内容、具体的な方法/4 ある中学校教師の家庭訪問/5 家庭訪問拒否への対処)
  • 目次/記事
  • 4 校長の指導と管理 (1 校長の役割/2 二人チームで対応させた小学校長の奮闘/3 率先して不登校に取り組んだ中学校長/4 明確な信念と指針を提示した高等学校長/5 教育行政機関の施策への疑問と願い)
  • 目次/記事
  • 【Ⅵ カウンセリング(教育相談)の実際】
  • 目次/記事
  • 1 カウンセリング(教育相談)の目標
  • 目次/記事
  • 2 カウンセリングの手法、U式モデル
  • 目次/記事
  • 3 心理療法などによる対処の実際 (1 強制法/2 吐き出し法(思いの丈の表現法)/3 積極的傾聴法/4 雑談的アプローチ法/5 行動療法/6 認知行動療法/7 短期療法/8 家族療法/9 ナラティヴ・セラピー法(物語療法)
  • 目次/記事
  • 4 心理検査法とその実際 (1 不登校問題に使用する心理検査と有効性/2 性格検査法の実際/3 課題描画テスト法の実際/4 箱庭療法、風景構成法、その他の描画法の実際)
  • 目次/記事
  • 【Ⅶ 医療に関する事柄】
  • 目次/記事
  • 1 子どもへの訴え
  • 目次/記事
  • 2 訴えの対処(1 除外診断、問題の所在の明確化/2 心気症様の訴え、シンドローム・シフト(症状転換))
  • 目次/記事
  • 3 医師の説明と親の同意、親の役割認識
  • 目次/記事
  • 4 心身の病気と不登校問題 (1 心身の病気、対処の方針/2 心身の病気、対処のしかた)
  • 目次/記事
  • 5 不登校と自死に関すること
  • 目次/記事
  • 【Ⅷ 不登校を生まない家庭、学校、社会】
  • 目次/記事
  • 1 不登校の子どもたちの切なる叫び
  • 目次/記事
  • 2 不登校を生まない家庭
  • 目次/記事
  • 3 不登校を生まない学校 (1 学校のさまざまな取り組み/2 小学校ー成長意欲の喚起/3 中学校ーともにるす内的成長/4 通信制単位制高校ー不登校再発の防止)
  • 目次/記事
  • 4 不登校を生まない社会
  • 目次/記事
  • 【Ⅸ 予後と提言】
  • 目次/記事
  • 1 予後 (1 元不登校の子どもの思い/2 無業者をどう救うか)
  • 目次/記事
  • 2 願い
  • 目次/記事
  • 3 提言
  • 目次/記事
  • 4 総括
  • ISBN
  • 978-4-16-661499-8
  • 内容紹介
  • 直近の数字で言えば、小学生は約50人に1人が不登校である。未曾有の事態と言えるだろう。著者は40年以上にわたって、不登校の子どもに関わってきた。本書はその解決の糸口を、詳細に解説した本邦初の労作である。悩める親、教師、役人、心理職に、ぜひとも読んでもらいたい。